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自分たちで造りあげる家の記録~北の国から | 元建築屋、現在エネルギー関係の39歳が自分の家を建てる記録です。

FIT(固定買取り制度)の話

今週はお仕事満載で金曜に何とかこなして週末へ。

でもあいにくの雨で外工事はできず。

札幌は2日前から日中10℃以上に気温が上がり、我が家の庭も一気に雪解け。

また週末D.I.Yをしなきゃと思います。

さて本日はFIT(固定買取り制度)の話を。

金曜日に来年度(2016年3月)からの再生可能エネルギーの固定買取り価格が発表になりました。

なっとく!再生可能エネルギー


毎年この時期、太陽光発電の単価が下がるのかで注目を集めていますが、今年も10KW以上で3円、10KW以下も2円下がりました。

まあ、今年度の価格からかなり売電のメリットは少なくなりましたが、ついに家庭用単価は33円と北海道電力の従量電灯の3段階目の料金と同じくなりました。

つまり売電と売電が同じくなります。

屋根の太陽光は自家消費の意味合いが強くなってくるでしょう。

また、太陽光以外の発電設備は全て据え置き。やはり太陽光に偏った再生可能エネルギーを打開しようという流れになっています。

正直2011年制度開始の10kW以上の40円という買取価格は確実に儲かる投資物件として大企業を始め一気に広まりました。

事実当初3年間で権利を取った大型案件がこの国の太陽光のほとんどを占めているのが現状です。

不安定な太陽光発電はたしかに安定的なベース電源にはなり得ません。

しかし猛暑の電気など、その電気が電力を支えたのも事実です。

この国の原発依存の電力を変える為に再生可能エネルギーを進める事は非常に重要です。

自分はメガソーラーをはじめとした集中型の太陽光発電には否定的ですが、それでも普及させるためにはこうした施策は必要だったと思います。

そんな中、今回の固定買取制度と併せて発表されたのが再エネ賦課金。

説明はこちら

この再エネ賦課金が4月より4割負担が増えます。

再エネ 家計負担4割増675円・・・電気料金への上乗せ yahooニュース

再生可能エネルギーの普及のための差額を全世帯でまかなおうということです。

そこで去年の賦課金単価は一昨年よりほぼ倍になりました。

その時に自分が感じたことは「これで電気代が上がったと再生可能エネルギーが悪者になるな」ということでした。

でも実際には世の中的にはそんなに注目されずに特に負担に感じることもなく終わりました。

再エネ賦課金は確かに倍になった。オール電化の最盛期に使う電気代には2~4千円増額となるはずです。

それはなぜか・・・

その原因は原油安です。

今年の異常な原油安のおかげで、燃料調整費が再エネ賦課金より1~1.6倍安いため、全く目立たなかったのです。

↓我が家の2月の明細

2月明細

もちろん来年以降の原油価格は上がるか下がるかその情勢は誰にもわかりません。

そして再エネ賦課金は残念ながら下がることは全くなく上がり続けます。

原油安のあいだは目立たない再エネ賦課金ですが情勢が変わったときに一気に再エネへの不満に変わります。

「なんであの屋根に付いてる太陽光のためにお金を払うんだ」「再エネなんてやめて原発にシフトすれば電気が安くなる」

でも自分は再生可能エネルギーの仕事をしているので痛感するのは、「再生可能エネルギーは高いし効率も悪い」ということ。

もしこれが効率も良くて火力などよりも安く電気を作るのならとっくに普及しているわけで。

やはり再生可能エネルギーは皆で支えて普及していかなければならないのです。

色んな思いもありますが、再生可能エネルギーの普及と、省エネ・省電。

そこに変わっていかなければと切に感じながら仕事をしております。

家族が『怪盗山猫』の最終回に夢中の中、一気に書き上げました(笑.)。

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Category : エネルギー
Posted by 父たか on  | 0 comments  0 trackback
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